◯走る原点〜トークショウを振り返って

 
改めて、日曜日の松島さんとのトークショウを振り返ってみようと思います。

まずは、松島さんのご紹介も兼ねて、ぜひこちらをご覧ください。

シリーズで書いてらっしゃいます。
#1から#8までの変遷がすごく面白い!
完全菜食にトライされた時の感想から
パレオ(先住民食)にトライされた感想が掲載されてます。

トークショウでも
「菜食にしてる時は、回復がすごく早かった」とか
「菜食の時はなんだか、まるーい感じだった(草食系?ってイメージ)」
って話してらっしゃったのが印象的でした。

現在は「ゆるふわパレオ」スタイルで過ごしてらっしゃるということなんですが
炭水化物をあまり取らなくなってからというもの
下痢がなくなった、ってお話が出ました。

実はそれまで、ご自身が「糖質アレルギー」だったことに気づいてなかったそうで
炭水化物をあまり食べなくなって、下痢が治ったことではじめて
ご自身が糖質アレルギーだったことに気づかれたそうです。

そこから少し脱線?して出てきた話が面白かった!
それが、血液型と腸内細菌の話。
きっと諸説あるでしょうから、ここでは割愛しますけど
腸内細菌って面白そう!


そんなこんなで、あっという間の1時間だったんですが
トークショウの最中に松島さんが使ってらっしゃったフレーズ
「ハックする」。

これ、さっきあげた松島さんの記事の中でもチョイチョイ
「ボディハック」って言葉で出てきます。

僕の辞書にこの「ハックする」って言葉が見当たらなかったので
色々サーフィンしてみたんですけど、なかなか的を得ない。

で、そもそものこの「ハック」には「斬り刻む」って意味があるそうなんですけど
ここで「ハッ!」としました。

「削ぐ、ってことか?」と。

斬り刻んで、削いで、磨いて、シンプルにする。

これが、松島さんが仰ってた「ハックする」ってことなのかな、と。


トークショウの最後
松島さんと僕、それぞれが考える「野生」とは?の問いに
僕は「適応」を挙げました。

モノやコトはドンドン進化し、ドンドン便利になります。
そうすれば必ず、人間にはそれなりのフィードバックがかかります。
人間の機能は、必要なくなってきますから。

工夫しなくなる。手間をかけなくなる。
だって、モノがやってくれるから、その必要がないもん。

翻って「野生」って言葉の意味って
「そこにそもそもあるはずのもの」だと思うんです。

そもそも持ってるもの。
僕にもあなたにも、そもそもあるもの。
僕らのなかにすでにあるもの。

果たしてそれは、すぐに使えるような状態になってるのか?

どうあがいても僕らは、今の時代に生きている。
車にも乗るし、ネットも使えば、iPhoneも使う。
どう考えても、やっぱり便利だもん。

そりゃあ自分で気をつけないと、依存症まっしぐらです。

気をつけるって?
つまり、適度に距離を取るってことです。

近づいたり、離れたり。

依存するのではなく、自分でコントロールできること。

松島さんが仰ってた「レースは非日常」ってフレーズが
すごく頭の中に残ってます。

松島さんは、非日常だからその時はシューズも履くし、ジェルも摂る。

ただそれは、非日常だから。

そして、その非日常も楽しんでらっしゃる。

でもまた、日常に戻れば
裸足やサンダルで走ったり、ゆるふわパレオだったり。

このバランス感覚、いいなーと思います。

野生を体の奥底に眠らせたままにしないで
すぐにでも解放できるようにしておくためには
適度な危険、手間、面倒、時間が必要だったりします。

iPhoneをアクティベーションするのに障壁は必要ありませんけど
人間をアクティベーションするには
一筋縄ではいかない「困難」が必要だったりする。

だけどここで「困難」との向き合い方が問われる。

困難はストレスだけど、ストレスは必ずしも悪ではない。

どう反応するか。
結局は、僕ら次第。

「どこででも寝れる」
「誰とでも仲良くなれる」
「何でも食べれる」

野生は「柔らかい」、そんなイメージ。

「困難」と強引に対峙するのか?
「困難」を受け入れるのか?

僕はこう考えます。
「野生=適応」。受け入れて、向き合う。
「適切に、反応する」ことが人間のアクティベーションを促すんじゃないかな、と。


「死ぬ直前まで走り続ける」

これは、動作としての「走る」だけではなく
産声をあげて、息を引き取るまでの、ひと息のあいだで
僕ができることに全力を注ぐこと。

そのためには動き続けるだけの心と体が必要。
だからこそ、野生は手放せない。

今回のトークショウのテーマ、走る原点。

僕にとっての「走る」が、生き方を「ハック」し
「野生」を手放さないためのひとつの方法だということに
改めて気付かせていただきました。

松島さん、本当にありがとうございました。

また、ご参加いただきました皆様
トークショウの段取りをしていただいたALTRAの福地さん、ノブさん
STRIDE LABの皆様、ありがとうございました!